オバマ広島訪問の日見聞記 前編
(相生橋の上に停車している警察の輸送車と原爆ドーム)
目的としては広島市では今までにない4600人態勢の警備がどんなものなのかを見にです。
広島駅に12時過ぎに到着し路面電車で八丁堀まで行く。
広島駅では警官を見なかったが八丁堀で電車を降りるとすぐに警察の検問が見えた。
(福屋八丁堀本店前で警備中の警視庁の警官 警視庁第2機動隊の輸送車も見える)
画像の通り大通りでは路肩に輸送車などの車輌を置き近くに警官を配置して伸縮する門を置いて検問所を設けている。
(紙屋町交差点の検問)
伸縮できる門は車の通りをいつもは三車線なのを一車線に絞り検問しやすくするために使われていた。検問より向こうへ行く一般車を止めて警官が運転手へ行き先や目的を聴いているようだ。
(上八丁堀での検問の様子)
車の通りが少ない狭い道路の検問も同じでこちらは柵とコロで動く小さい柵で封鎖されていた。歩行者しか通れない道もこのような警備がなされていたが歩行者よりも自転車で通ろうとする人を止めて行き先を尋ねていた。
八丁堀や紙屋町の検問は行き先や目的を伝えたら通れたりもしたが関係者以外立ち入り禁止になったのが広島平和公園である。
12時から一般来場者の立ち入りを禁止しこのように完全に封鎖された。
元安橋の上は機動隊で埋め尽くされ絶対通さないと言う威圧感がなんとも凄かった。
(平和記念資料館の屋上を巡回している警官)
(原爆ドーム近くを歩くデモ隊、機動隊が側面に立ち警備している)
(原爆ドーム前でデモ隊同士が口論になり間に立つ機動隊)
オバマ大統領の広島訪問は政治的な主張をする団体も呼び寄せた。
(そごう広島店前で街宣活動をしていた団体が警官に囲まれている様子)
どの団体も警察の監視下で行われ検問とは違う緊迫した雰囲気があった。
広島市内や在日米軍岩国基地での日米親善デーなどで思想的な発言をする団体に遭遇した事は何度もあったが同時に複数も出現し、しかも通行規制をいている区域内で突然行うのだから警備している警官の苦労が察せられる。
見た限りでは警官と押し問答など荒事になる事なく団体に言いたい事を言わせてから解散させているようだった。おそらく大統領が来る時間や交通の邪魔にならない範囲なら監視付ではあるが街宣活動は許しているようだった。
(続く)