オバマ広島訪問の日見聞記 後編
(原爆ドーム前で整列する警官や携帯電話で連絡中の警官 夕方になるにつれて原爆ドーム周辺に警官が増えてきた)
(15時30分頃の元安橋前の様子封鎖線が前進している)
15時を過ぎると封鎖や規制の度合いが変化してきた。
(爆心地に近い交差点での様子、警官が増員され封鎖線もとい規制線が強化される)
(原爆ドーム前の封鎖が始まった様子)
(相生通りの歩道に集まった人達による人垣)
そてにしても人が多いこと多いこと、歩道を埋めるように人が集まっているのだ。オバマを見ようとみんな来たのだろう。15時以降からこの群衆の整理に警官は追われるようにもなる。
(13時ごろの平和公園南側)
(平和公園南側に設けられたプレスの受付)
すでに人が多かったのは平和公園南側だった。資料館が見える表玄関のような場所でありオバマ大統領が入るルートでもあるので昼過ぎにはマスコミの人達が場所取りをしているし一般人も混じり人だかりは出来つつあった。
平和公園の警備が一番の変化を見せていた。民間のバスや警察の輸送車で平和公園南側に壁を作るように配置されたのだ。これはオバマ大統領が訪問している様子を見せないと言う意地悪ではなく狙撃など遠距離から大統領に害を与えるのを防ぐ為だと思われる。
(吉島通りから平和大通りを見る。凄い人垣である)
(吉島通りも人が集まる)
段々と警備の警官が増えここで正解だと思い広島市文化交流会館の近くに陣取る。
(吉島通り上空を通り戻るCH-47J)
飛行するCH-47Jは生で初めて見るので個人的に凄い興奮したものだ。
(マンションの上階から見物しようとしていた人へ呼びかける警官)
いきなり一人の警官が携帯電話で話しながら駆けて行くのが見えた。その警官が上を指し周りの警官に指示している。どうやらマンションの上階でベランダから見物している人が警備上の問題になったようだ。
その気になれば上から物を落としたり狙撃できる位置だと警備の目から見えたせいだろう。アメリカ大統領が通る道となればこんなシビアな警備は致し方ない。
ベランダの人は警官の呼びかけに応じてベランダから離れた。
(目の前を通り過ぎた大統領専用車ビースト)
やって来た、大統領専用車がやって来た!
興奮して撮影したせいでまともに撮れていないのである。車の中は見えたが人影らしいのは見えたがオバマなのかは分からなかった。
(大統領専用車の後に続く随行員や警備要員が乗る車輌の車列、交差点で一時停止していた)
(平和公園南側の東端ではカメラを構える人と野次馬が)
(平和大橋の様子この群衆がほとんど動かない)
平和大橋の上は歩道に群衆が満ちている状態だ。これが同じく隙間から公園内を見ようとしているのか動かない。警官も「止まらないで動いて下さい」と呼びかけるが動かないのだ。仕方なく遠回りで南の万代橋から紙屋町へ向かう。
見る限り平和公園の封鎖を完璧に行い、吉島通りの街頭警備も問題無くできたんじゃないかと思えた。しかし呼びかけに応じない動かざる群衆には手こずらされていたようだった。