護衛艦「いずも」見学 マリンフェスタ2016
(見学者がどんどん向かう護衛艦「いずも」)
(配られた護衛艦「いずも」見学の整理券)
エレベーターの操作はヘリコプター甲板上の艦橋下部にある操作盤で行っているらしい。耳にイヤホンを付けた隊員が連絡をしながら昇降の操作をする。
「いずも」のヘリコプター甲板滑り止めがコーティングされザラザラな感じだ。また機体を固定する為の留め具の場所は塞がれ躓きを防止している。
(格納庫に展示されていた2機のSH-60K哨戒ヘリ)
後部エレベーターで展示してあったSH-60K哨戒ヘリコプター
護衛艦「いずも」を見に行きませんか?
見に行かなない理由は無い。すぐに承諾の返事をした。
当日は朝から雨が降るあいにくの天気で呉基地に着いた時も雲がひろがるどんより空である。しかし蒸し暑い。
そんな中でメルト君をはじめ同好の志達と合流する。
若いなあ。30代が俺しか居ないじゃないかあ。
「葛城さん、七平さんなので覚えておいて」
名前確認の際に何故か別の名前が与えられる。どうやら参加者の中で個人名や住所などの申請が後の人の場合が仮の名前でリストに書かれているらしい。
まあ名前と住所を求められた時は会社の飲み会でベトベロ状態ですぐに情報を送らなかった俺のせいである。
にしてもこういう別名を与えられるとスパイとか諜報要員にでもなった気分だ。けどこの別名は使う事は無かったけどね。
Fバースにある護衛艦「いずも」はまさにデカイの一言
船体の長さでは「いせ」が197mであり「いずも」が248mなのだ。1.25倍とはいえ迫力が違う。さすが海自最大の護衛艦である。
事前見学者のグループは担当者の自衛官に連れられてFバースに入り「いずも」へ乗艦する。格納庫へ入り飛行甲板もといヘリコプター甲板へ向かうべくエレベーターへ乗る。
普段ならヘリコプターを運ぶ為のエレベーターだが30tの重量物が運べる。
ワイヤーにより引っ張る仕組みや内部構造は「いせ」と変わりない。だが早い昇降スピードには驚かされる。
(エレベーターが降りている状態、エレベーターの大きさと格納庫との高さがお分かりだろう)
(艦首側から撮影)
(艦尾側から撮影)
この二つの画像で「いずも」のヘリコプター甲板がいかに広く長いかお分かりだろうか?
長さが245mで幅が38mもあるのだ。
(「いずも」の左舷にあるキャットウォーク、ヘリの離発着などでヘリ甲板要員を下げておく場所である)
(「いずも」の艦首右舷にあった銃座、ここに機関銃を置いて小型の不審なボートや船舶へ対応する)
艦内格納庫も広い!11機から14機のヘリを運用する「いずも」には長さ125mの格納庫がある。
エレベーターや艦内に収まる為のローターと尾部を折り畳んだ状態だ。機体の左側面には「IZUMO」と書き独特のイラストが描かれている。
「いずも」は自衛隊の新たな任務の為の母艦である。
(「いずも」非公認キャラクター「ふぁらお」君、馬の被り物をしたり「いずも」の乗員は愉快な方達である)