呉海自カレーフェスタ&艦これイベント(3)
呉海自カレーフェスタでの艦艇公開
潜水艦も見学できるようになっています。
今回は第1練習潜水隊所属の練習潜水艦「おやしお」です。
見学と言っても艦内に入れない(機密性が高いからだろう)見学コースになっているのは艦橋より後ろの甲板の上だけだ。
そこを歩く。それだけと思われるかもしれないが至近距離で現役潜水艦を見る貴重な機会なんですよ。
甲板にしても靴越しに固さを感じて「これが海に潜るのか」と実感するのです。
昨年はそうりゅう型潜水艦「じんりゅう」が公開されていました。
そうりゅう型は音響によって探知されるのを提言させる為に船体に水中吸音材がタイルのように敷き詰められている。
昨年の公開ではその上を歩く事ができました。少し柔らかなゴムの上を踏むような感触でしたね。
この見学は甲板の上では撮影は禁止です。そこもやはり機密の塊なので仕方ありません。目に焼き付けて「これが潜水艦」と言うのを楽しむところです。
練習潜水艦「おやしお」のタラップに金髪ツインテールの萌えキャラが
「おやしお」のイメージキャラクターなんかな?
護衛艦「かが」の見学に行く。
カレーフェスタの一般公開では常連艦である「かが」何度見ても基準排水量が19500トンの巨体は見ていて飽きない。
「かが」の格納庫に入ると大きなスクリーンにTwitterのTLでよく見るキャラクターが案内ををしています。
もはや「かが」の公式イラストレーターな感がある銀時@提督さんによる「艦これ」の海自制服を着た空母「加賀」さんである。
今回の海自カレーフェスタでは艦これの公式から出た海自制服(かがの艦長の制服らしい)を着た「加賀」さんの立て看板が飾られています。
この看板を撮影しようと看板の前には艦これファンらしき人達が集まっていました。
ちなみにこの看板の置いてある辺りは隊員募集に関するアンケートを描く場所にもなっていてアンケートに答えて貰う為に「加賀」さんが役立っていた面もあったようだ。
「かが」の格納庫内に置かれたステージ
トランプステージと称するこれは今年5月28日に訪日したアメリカのトランプ大統領と安倍総理が在日米軍と自衛隊への激励を行った場所です。
そんなステージが撮影ポイントとして公開されていました。
「かが」の飛行甲板へ上がる頃には雨が降っていた曇り空から青空に変わっていた。
雨で濡れた「かが」の飛行甲板
甲板上で駐機するヘリを固定する為のロープを結ぶ金具の部分も穴になっていて水が溜まっている。そこを隊員の方が手動ポンプで吸出しバケツに出して集めていました。
今回のカレーフェスタの前に「かが」は観艦式に参加する予定でしたが台風19号の接近で中止になり台風による関東地方各地の災害発生で「かが」は災害派遣に出動しました。
その災害派遣から戻ってのカレーフェスタや艦これコラボです。
休みなく働く「かが」の乗員の皆さんには頭が下がる思いです。
(他の艦艇も状況は同じなのも忘れはいけない)
続きます。