お馴染となる
自衛隊協力によるこれらのシーンだ。もしも実際に現在の日本に
ゴジラが襲来した場合はどう
自衛隊など
自衛隊はどう動くかシミュレーションしてみたい。
政府内では
ゴジラを害獣として
自衛隊の火力で駆除するべきの意見も出たが「無暗に生物を殺すのはどうだろう。まだ被害も出てないのだし」と言う慎重論が監視だけにしようという結論に至る。
監視任務の為に海自の哨戒機と艦艇が小笠原沖を中心に太平洋側で活動を展開し、
ゴジラの出現が確認された海域における民間船舶の航行禁止がなされるぐらいであり伊豆諸島と
小笠原諸島の生活に影響は出てもまだ本土には緊張感は薄い状態だ。
1954年の襲来を思い出せと警鐘を鳴らす者もいたが多くが巨大生物が太平洋をウロウロしていると思っているに過ぎなかった。
しかし
ゴジラはとうとう人類へ牙を剥く、
小笠原諸島の島々へ上陸し建物の被害のみならず死傷者が出た。
海保と海自は
ゴジラがいきなり国民を襲う事態へ対処する法が無い為に避難勧告や避難者を
護衛艦や巡視船に乗せるぐらいしかできない。
真っ当に考えれば防衛出動だが戦争状態での出動であるから「それはどうか」の反対論が出た。
ゴジラはあくまで害獣だから害獣駆除の
災害派遣として
自衛隊を出動させるべきだと言う意見がまとまる。
過去に
自衛隊は1960年代に漁業被害を広げるトドをF-86戦闘機や
重機関銃による射撃で駆除した事があった。政府はその前例を用いて
自衛隊が
災害派遣による害獣駆除で
ゴジラを攻撃する事を決める。
害獣駆除であるとはいえ発見した
ゴジラは100m以上もの巨大生物だ。1954年の時を考えてもトドのように機関銃だけで倒せるものではない。
艦砲にミサイル・魚雷の使用が許可された。
だがそんな時に限って
ゴジラはその姿を消した。
西之島に上陸した
ゴジラが火山の火口に入ってしまったからだ。
ゴジラはマグマの通り道である火道や岩脈の中を移動できる。しかし
自衛隊などマグマの中の
ゴジラを探知できる能力は無い。
噴火する
三原山から出現した
ゴジラの姿は政府や国民を驚かせた。
ゴジラを害獣駆除で攻撃の許可が出ているので、まず近くに在った海保の巡視船が20ミリや40ミリの機関銃を放つが
ゴジラの皮膚を貫けない。
伊豆大島を含む海域を担当する第3管区
海上保安本部は巡視船に戦闘を止め
伊豆大島島民の避難支援に回るよう指示した。
ここから自然と
ゴジラへの攻撃は
自衛隊が専任で行うようになる。
当の
自衛隊は
ゴジラが火山から火山へ移動するだろう事は分かっており、日本のどこの火山から出現しても対応できるように全国の自衛隊部隊がいつでも出動できるように準備が整っていた。
(続く)