護衛艦「さざなみ」見学 後編
「さざなみ」のマストにある各種レーダ
OPS-24とOPS-28が回転していた。
レーダーが動いているのでレーダーの探知情報を扱う端末にその表示が出る。この端末には周辺の山やビルがレーダー波に反射して反応を示している。
操舵に関する機器、つまり「さざなみ」を操縦する部分だ。ハンドルのような部分が舵輪である。
海図台とは反対側にある机
こちらは事務で使うものなのかな?
カバーがけられているのは機関銃の銃座である。
見学の順路で艦内に入り下り続ける。
見学ルートは「さざなみ」の食堂に通じていた。
時間は11時過ぎで昼食の準備している様子も見られた。
南極の氷が展示された。他にも「さざなみ」グッズが販売されていたりしてました。
紐の結び方一覧も食堂に飾ってあった。こんなに種類があるんだなあ。
食堂にある表彰の数々
食堂を出て廊下を歩くと廊下の壁にかけられた消防服に遭遇した。展示ではなくいつもこの場所にあるようだ。特定の部屋にあるのではないのは緊急時に即応するためかな?
食堂から歩いて登って辿り着いたのは後部のヘリ格納庫だった。
だがのんびりしてはいられない。艦の前方へ戻り主砲の展示を見るのだ。
「さざなみ」の主砲はイタリア製オートメラーラー製の127ミリ砲だ。
次の展示が模擬弾を回収する場面の展示だ。
主砲の射撃訓練はそうできるものではないが主砲の訓練はしないといけない。そこで登場するのが模擬弾だ。模擬弾で主砲から飛び出さない発射の動作を訓練する。その際に薬莢が主砲から出るので受け止める網を広げている。
「模擬弾発射!撃え!」
の号令があった直後に薬莢が砲の下にある薬莢の出るところから飛び出し網に落ちた。
対して模擬弾は主砲の砲口まで飛んでいる。
隊員が砲から飛び出さない為の道具を外す。
模擬弾を砲から出す時は潤滑剤か離型剤らしいスプレーを模擬弾へ吹きながらゆっくり取り出していた。
主砲に続いて20ミリ機関砲CIWSの動作が展示された。
今回は艦内各部に主砲とCIWSの動きが見れる見学ができたのでとても良かったです。