マサカズ雑記帳

ミリタリーやアニメなどについて思った事や行った所について書いていきます。

護衛艦「さざなみ」見学 前編

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 昨日、広島市の宇品外貿埠頭(宇品波止場公園)で行われた海上自衛隊護衛艦「さざなみ」の一般公開に行ってきました。

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 護衛艦「さざなみ」は「たかなみ」型護衛艦の4番艦で2005年に就役した汎用護衛艦と分類される艦だ。
 「こんごう」型や「あたご」型のようにイージス艦として特化した艦とは違い対艦・対空・対潜の能力を一通り揃えた汎用性のある護衛艦が汎用護衛艦である。

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 「さざなみ」の三連装短魚雷発射管
 手動により発射管を旋回させ、圧縮空気で魚雷を発射する。旧海軍の時と違い目標は海中の潜水艦である。
 ちなみに開かれた発射管の中にはグリスが全体的に塗られていて装填された魚雷が発射されやすいようになっていた。

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 「さざなみ」の中央部両舷にある対艦ミサイルの発射筒
 4連装のこのランチャーから発射される90式艦対艦誘導弾が「さざなみ」が持つ敵の艦艇を攻撃できる武器の一つだ。

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 「さざなみ」の艦橋右ウィングから見た艦首方向
 主砲塔の後ろにある四角い蓋の列がVLS(垂直発射装置)だ。ここから対空と対潜水艦のミサイルが発射される。

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 羅針儀である。隊員の方によれば黒いカバーのような部分で海面からの光を防ぎつつ、角度を測る目標に向けて位置を定めてから吊るして貼ってあるワイヤー(?)と目盛り合わせて角度の数字を割り出すと言う。

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 艦橋内部の羅針儀は動く。穴が開いたレールによって動き位置を変える。

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 艦橋内の羅針儀はレバーを押して固定を解除してから手で動かす事ができる。

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 艦橋内が見学者で渋滞状態になり入場制限の為にドアが閉じられロックされた状態
 ドアの両側にある骨組みみたいな部分が動いてロックがかかる。
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 ちなみにこれがドアが開いた状態

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 艦橋内部の様子
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 艦橋から見る金輪島
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 艦橋の天井から吊るされているモニター
 ここには艦の状態が表示されている。その内容はそれぞれの個所の異常があるかないか、艦の位置や速度などである。

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 艦橋にある予定を書いたボード
 右側には日の出と日没や潮の満ち引きについても書かれている。

(続く)