ガールズ&パンツァー激音上映のススメ
(福山駅前シネマモードの柱に貼られたガルパン一挙上映の告知ポスター)
11月19日の夜から20日の朝にかけて福山市にある福山シネマモードでアニメ
「ガールズ&パンツァー」(以後ガルパンと略す)の一挙上映が行われた。
ガルパンの一挙上映とは何か?
映画館でTV版を見る価値とは何か?
我が姉は「TVで見ればいいじゃん」と呆れられたがガルパンは映画館でこそ魅力を増す作品だ。
ガルパンと言えば戦車である。戦車の砲撃音やエンジンを唸らせキャタピラを軋ませて進む音など自宅のTVでは聞けない大音量で体感できるのだ。
体感するのであれば激音上映が一番良い。
激音上映の仕様は音響監督の岩浪美和さんによるこだわりの調整になっている。砲撃音をはじめ戦車の音はそれぞれ激音上映仕様になのだ。ただ音が大きいとは違う。
TV版上映でもこれは同じだ。聖グロリアーナとの親善試合で反撃するみほのⅣ号やサンダース戦で追い詰められる緊迫感、プラウダ戦でのカメさんチームの奮闘、黒森峰戦でのマウスの猛威がTV版以上の迫力で楽しめる。
OVA版でも劇場版でも激音の効果は同じだ。
問題と言えるのは一挙上映は9時間の長丁場な点だろう。飲み物やおやつは必須なので上映前や間の休憩で買い揃えておこう。座って見ているだけでも腹は減るし喉は乾く。(今回の上映では深夜なので売店はすぐに閉まったので休憩の間に飲み物や食べ物を自販機やコンビニで買い求めた。)
この9時間の激闘とも言える上映を見るのは大変だ。今回の福山での一挙上映みたいに徹夜の鑑賞となると眠気との戦いにもなる。
けれども見た後のガルパンに満ちた幸福感を強く感じた。スカパーでTV編の一挙放送とは違う達成感があったのかもしれない。
(福山での上映前に配られた煎餅、こうしたオマケを貰えたり大洗でのガルパングッズを売る物産展も行われた。イベントしても楽しめる要素がある)