航空自衛隊美保基地航空祭2017
8時でこんなに来場者が。駐車した南口の駐車場はシャトルバスで会場へ向かう為に長い列が出来た。その列を幾つか折り返し列は伸びる。
列は長いもののバスがどんどん来場者を運び30分でバスに乗れて基地内の会場に到着できた。
アナウンスで行われた基地司令の挨拶の直後にオープニングの飛行が始まる。
今回の目当てはこの機体だ。
戦後日本の航空機開発のスタートさせた記念すべき飛行機がYS-11だ。まさに空飛ぶ歴史を直に見る為に来たのです。
午前中はオープニングとYS-11が単機で飛行展示をする2回の飛行が行われた。
初めて生で見たから感激ものである。
美保基地の飛行展示ではもちろん、C1輸送機も飛ぶ。
輸送機ならではの物資投下と陸自第1空挺団の隊員を降下させる空挺降下の実演を見せてくれた。
昨年正式採用されたばかりの空自新型輸送機のC-2も飛行展示を行う。後部のカーゴは開けたが投下や降下の実演は無かったがC-1譲りの高い機動を見せた。
駐機するブルーインパルスのT-4も岩国に比べると比較的見やすかった。
格納庫から見るブルーインパルスの演技
このYS-11の152号機が退役する為にラストの飛行展示を行った。
最後の飛行展示を終えた152号機は消防車からの放水と来場者達に出迎えられた。
152号機からパイロットが降りると152号機の引退セレモニーが行われた。基地司令による152号機への言葉や記念撮影が行われた。パイロットたちはマスコミから取材を受け、基地司令はセレモニーに参加した方と152号機をバックに記念撮影をしていた。
152号機は翌日には名古屋空港へ向かうラストフライトの後で展示する機体になると言う。152号機の引退で人員輸送機として飛ぶ機体としてのYS-11は全機引退となる。(残るは電子戦練習機や電子情報収集機となる)
自分の基地へ戻る海自のP-3C哨戒機の離陸を見てこの日の飛行機を見納める。
YS-11最後の勇姿を観れたので往復8時間も車を運転して中国地方を縦断した甲斐がありました。