マサカズ雑記帳

ミリタリーやアニメなどについて思った事や行った所について書いていきます。

陸上自衛隊日本原駐屯地51周年記念行事(後編)

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(装備品展示の為にグラウンドに進入する空自のPACー3を見守る陸自の人達)
 
 今回の記念行事は空自のパトリオットミサイルPAC-3が展示された。
 PAC-3は対弾道ミサイル迎撃の能力を高めた対空ミサイルである。最近は北朝鮮弾道ミサイル発射が続き今も破壊措置命令が常態化した事でニュースで名前や姿を見た方も居るだろう。
 PAC-3は海自のイージス艦が高い高度を飛行する弾道ミサイルの迎撃に失敗し、弾道ミサイルが降下する段階に入った時に迎撃する最後の盾とも言える装備だ。
 このPAC-3は福岡県芦屋基地の第2高射群第5高射隊である。遠路はるばるよく来てくれた。

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 訓練展示の時から式典の会場脇に居て訓練展示では発射態勢を見せた。

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 訓練展示で同じく発射態勢になっていた03式中距離地対空誘導弾のランチャー。今回の訓練展示はこうした間接支援の想定が多く出ていた。

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 ランチャーが載る車輌の中央部にランチャーを動かす操作盤らしき物が見えた

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 操作盤らしき所を操作しランチャーの仰角を上げる。

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 ランチャーの仰角を上げるとトレーラーとトラクターを切り離しトラクターが会場の隅に移動する。

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 発射の態勢にして周囲に囲いを作り展示の状態となる。

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 初めてPAC-3を思いがけず見れて陸自03式中距離地対空誘導弾と並ぶ姿も見れた。

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 81式短距離地対空誘導弾・93式近距離地対空誘導弾これに03式中SAMとPAC-3に91式携帯地対空誘導弾もあり今回の日本原は地対空ミサイルが勢揃いと言う様相を見せていた。

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 ギリースーツも展示してあった。隊員が着て実演もしていた。
 子供が「こんなの着てもすぐ見つかるよ~」と言うと隊員は「いや山の中だと見つかりにくよ」とと言うやりとりに和んだりした。
 
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 駐屯地の第14戦車中隊の74式戦車が止まっている場所を最後に見て帰る。来年はここに16式機動戦闘車があるのか他の車輌があるのだろうか。
 今回はPAC-3が初めて見れて、訓練展示も今までとは違い新鮮なものを得た遠征になった。
(了)