マサカズ雑記帳

ミリタリーやアニメなどについて思った事や行った所について書いていきます。

護衛艦「くらま」高松寄港を見に行った。

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高松港で一般公開された護衛艦「くらま」)

 12月4日に護衛艦「くらま」の一般公開が行われている香川県高松市に行ってきました。
 前日から公開されていましたが、場所が四国である。広島県からじゃ遠いなと思っていた。調べると思っていたよりも運賃が少なく済むのを知り4日に行きました。

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四国フェリーの船上より撮影)

 今回の移動ルートは岡山県玉野市宇野港近くにある駐車場に車を止めてからフェリーに乗り高松へ向かう。
 宇野港の近くには1日500円で駐車できる駐車場があるから便利だ。フェリーも単身で乗るだけなら四国フェリーの宇野と高松の航路では往復で1320円(大人料金)だ。

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(フェリーから撮影した高松港高松市の様子)
 高松市には来たことが無く初めての高松上陸だ。高松と言うとゲーム「センチメンタルグラフティ」の杉原真奈美が住む街ぐらいにしか知識が無い。だからビルが結構あって整備されていて「高松も結構都会なんだな」と来て思った。

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 フェリーを降り「くらま」の所へ向かう。フェリーからでも見たが見学者が多い、見学に行く行列が伸びに伸びていた。
 4日の一般公開の時間は午前中だけなので不安になる。
 だが意外と列は進み30分近く待っての「くらま」乗艦となった。
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(見学者の護衛艦「くらま」乗艦の様子)

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(「くらま」の主砲)
 「くらま」の見学は前日は艦橋も上がれたが大勢の見学者の来訪により4日は主砲周囲の甲板から格納庫・甲板へ至るルートに変わっていた。

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(「くらま」の格納庫をヘリ甲板より撮影)

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(格納庫に飾られた「くらま」に関する写真の数々には中央観艦式で2度観閲艦を務めて当時の総理大臣である野田佳彦安倍晋三を乗せた時の写真があった)

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(ヘリ甲板にはSHー60J対潜哨戒ヘリが展示してあった)

 格納庫では「くらま」のスタンプを押す行列ができていて、格納庫を通るだけの人とを隊員の方が誘導していた。人の多さによる行列の整理に苦心している姿が見られるほど多くの人が「くらま」を訪れていた。

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(格納庫に掲げられた看板、「くらま」三十六年の生涯の長さを感じる)

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(午前10時44分ごろの行列の状況)

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(見学者が多数訪れ盛況な会場の様子。左端の青いテントは自衛隊香川地方協力本部の展示ブースと自衛隊グッズの売り場)
  

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 一般公開が終わり午後になると「くらま」の前に縦列でテントが置かれ、更にパイプ椅子とマイクなどが用意される。

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(マイクの前に立ち挨拶を行う「くらま」艦長の水田英幹一等海佐

 テントやマイクは「くらま」艦長である水田英幹一等海佐による挨拶の会場の為だった。今回「くらま」が高松に来たのは水田艦長が香川県出身だからだ。まさに故郷に錦を飾ったのである。
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(出港直前の「くらま」の甲板では隊員達が整列する。出港時には彼らは帽子を振り見送る人達に挨拶した。)

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タグボートに押され向きを変える「くらま」)
 午後2時30分に「くらま」は大雨の高松港を出港した。
 「くらま」は呉に寄った後に定係港である佐世保に戻る。「くらま」は現在艤装工事の最中である「かが」の佐世保配備と交代する形で来年3月には除籍となる。
 今回の高松での一般公開は「くらま」を見れる最期の機会であった。